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【クレしん】―VIPDOM HEARTS V―【古畑】
1:2007/01/19(金) 22:00:22.93 ID:NHnw3jx50
VIPDOM HEARTSシリーズ 次スレ。

続きはここで携帯から書き始めます。
基本的に携帯で書き込むので、ペースは遅いです。
初見の人、落ちてた人は下からこれまでの分を補充して下さい。

VIPDOM HEART T(初代スレまとめ)
http://up2.viploader.net/mini/src/viploader102177.txt

VIPDOM HEARTS U(前スレまとめ)
http://up2.viploader.net/mini/src/viploader102178.txt

VIPDOM HEARTS ―CHAIN OF VIPPERS― 【L 対 地獄少女】
http://up2.viploader.net/mini/src/viploader102194.txt



初代スレ
【阿部さん】VIPキャラが集結して2ちゃんを救うSS【ハルヒ】
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1168625331/

前スレ
【ビップダム】―VIPDOM HEARTS U―【ハーツ】
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1168947328/

2TIPS『絵の無い絵本』 :2007/01/19(金) 22:32:55.46 ID:GDONz1/4O
2006年11月1日13時26日
埼玉県春日部市 ふたば幼稚園


彼――佐藤マサオがトイレに行こうと教室へ戻った時。
部屋の中で一人、黙々と机に向かう子供の姿が目に止まった。
「あれ? しんちゃん何してるの?」
「オラの新作絵本描いてるの ぶりぶりざえもんの冒険 冤罪篇ー」
と言って、描きかけの絵本を見せる。
表紙にはクレヨンで一匹の豚が描かれていた。
「僕たち、これからアクション仮面ごっこするんだけど。 しんちゃんもやらない?」
「おおっ、行く行くー!」
しんのすけは勢いよく立ち上がり、描きかけの絵本とクレヨンを放り投げる。
部屋から出てドアを閉めたマサオ君が、少し心配そうに口を開いた。
「でも……ぶりぶりざえもんは?」
「いいのいいの、後で後で!」
もうアクション仮面ごっこしか眼中に無いしんのすけは、みんなの所へと走り去って行った。

数分後

園長先生が見回りの為に教室へ入ってきた。
ふと彼は、机の上に放置されていた子供の手製絵本を発見して微笑む。
「いやぁ、絵本作りですか〜 実に子供的で可愛らしいですねぇ」
彼は「どれどれ……」と呟いて本を手に取りページをめくった。
「おや、絵本じゃなくて小説でしたか」
そう苦笑して丁寧に本を机の上に戻すと、彼は教室から出て行った。

机の上には確かに絵本がある。
それは先ほど、しんのすけが描いていた物に間違いない。
だが――表紙から豚の絵は消えていた。

3閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:30:21.17 ID:JxQsknor0
一応保守

41 :2007/01/19(金) 23:43:44.69 ID:GDONz1/4O
すまん。
今までリアルで怒られてた
保守感謝する

5閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:52:58.30 ID:ECNCvsrtO
今北。>>4

6閉鎖まであと 3日と 20時間 :2007/01/20(土) 00:04:22.03 ID:50CVm12e0
期待してるぜ

7閉鎖まであと 3日と 20時間 :2007/01/20(土) 00:25:57.18 ID:QNH4uxDHO
ぶりぶりざえもんwktk

8TIPS『捜査メモ 一枚目』 :2007/01/20(土) 00:44:35.20 ID:SXG6xH2zO
2004年6月15日

1.北条兄妹のケース


北条悟史(仏)

・都内某病院に緊急搬送、約4時間後に死亡 > 搬送前の住所不定

・死の直前、ナースコールで「足跡」「ごめんなさい」「オヤシロ様」等と発言 > 意味不明

・死因:病死 > 病名不詳(脳に切開跡有り)

・救急車に出動履歴は無し(緊急時担当員の証言)

疑問多数


北条沙都子(失踪)
・北条悟史の実妹 > 両親共に昭和55年死亡(崖からの転落死)

・兄の死去を通告後、後を追うように失踪 > 長年別居していた?

・虐待による通報歴1度 > 叔父(故人)は昭和58年雛見沢村にて自殺

叔父の死因は喉をを掻き毟ったことによる出血
叔母は昭和57年に死去 > 北条悟史による殺害との見方有り 真意不明

9閉鎖まであと 3日と 20時間 :2007/01/20(土) 00:59:42.02 ID:FDHjqf5OO
wktk

10TIPS『捜査メモ 二枚目』 :2007/01/20(土) 01:05:16.05 ID:SXG6xH2zO
2005年6月16日

2.園崎姉妹のケース


園崎詩音(仏)

・●●県鹿骨市興宮 自宅にて自殺 > 死因:飛び下り、頭蓋骨陥没で即死

・机の上にノート > 北条悟史失踪に関する調査(最後のページが故意に破かれている)

・父親が同日午後六時、園崎組内部抗争にて死去 > 偶然? 園崎組は実質その後壊滅

母親は生存・外傷性精神障害により、現在興宮内某病院にて療養中


園崎魅音(失踪)

・園崎詩音の実妹 > 幼い頃は別居 成人後は同市に居住

・園崎組内部抗争により行方不明 > 海外へ逃亡?

・同日午後六時三十八分、自宅前にて組員が発砲 抗争開始 > 発砲した者生死不明

園崎詩音の北条悟史死因調査に協力(?)
失踪前の会話に「部活」「罰ゲーム」という単語が多数登場 > 意味不明

11TIPS『捜査メモ 三枚目』 :2007/01/20(土) 01:36:44.26 ID:SXG6xH2zO
2006年6月17日

3.前原夫婦のケース


前原圭一(仏)

・『興宮中学全焼事件』の際、校舎屋上から飛び下り自殺 > 炎から逃れようと錯乱状態に?

・検死によると直接的な死因は首からの出血多量 > 自ら掻き毟った痕跡有り 意図不明

・前原氏は興宮中学に国語教師として勤務 > 担当二年八組 人間良好 生徒、教員からの信頼厚し

中学時代に幼女暴行で補導歴有り(不起訴)


前原(旧姓:竜宮)礼奈(失踪)

・前原圭一の妻 > 結婚歴15年 子、出産経験共に無し

・同日、前原圭一の勤務する中学校を訪問していたところ、火災に巻き込まれた模様 > 遺体発見されず

・中学時代に精神障害で長期入院 自殺未遂 「オヤシロ様」と繰り返す > 退院後は雛見沢村へ

・火災の中、教室内に残留(故意?) > 窓辺で狂ったように笑っているのを生徒が目撃(放火犯の可能性有り)

中学時代に補導歴有り(同級生三人をバットで殴打 不起訴)
幼い頃に両親は離婚(母親は行方不明 父親は雛見沢村にて生存)

今後、警察は各事件を偶然として調査を続ける方針 > オヤシロサマノタタリ?

12閉鎖まであと 3日と 18時間 :2007/01/20(土) 02:09:40.18 ID:a6D9MMZy0
邪気眼カッコヨス
ところで>>1の投下時間って結構まちまちなのかね
ある程度まとめて投下して、区切りのいいところで今日はこれで終わり、みたいな宣言してくれると感想も書きやすいと思うんだけれど、どうかな。

131 ◆w7vC./YtCU :2007/01/20(土) 02:23:45.66 ID:SXG6xH2zO
んー、基本的に何も考えないで書きながら話作ってるからなー
書いて溜めて〜ってしてる間にスレ落ちない可能性も無いし……

しかもパソコンだと、使える日と使えない日があったりするんだよ。
携帯で書き溜めるの大変だろ? だから書きながら投下してる(;^ω^)


何より、ノルマ決めたりしたらプレッシャーかかるから嫌だなんだぜw
わがままでスマン

14閉鎖まであと 3日と 18時間 :2007/01/20(土) 02:43:19.01 ID:FDHjqf5OO
ほしゅ

151 ◆w7vC./YtCU :2007/01/20(土) 02:46:23.65 ID:SXG6xH2zO
誰かいる?
一つ聞きたいんだが……ディズニー系ね二次創作って書いていいのか?

前にアニメ板で『ディズニーは小説は問題無い』って見たことあるんだけど。
VIPでいきなり書いたら叩かれそうで怖い

16閉鎖まであと 3日と 17時間 :2007/01/20(土) 03:29:23.20 ID:a6D9MMZy0
>>13
把握したぜ( ゚∀゚)
ディズニーは良く知らん、すまぬ

17閉鎖まであと 3日と 17時間 :2007/01/20(土) 03:44:12.75 ID:FDHjqf5OO
>>1はディズニーにも手を出すのかwwwwww

18TIPS『神の帰還』 :2007/01/20(土) 04:00:01.15 ID:SXG6xH2zO
田代まさし(本名:田代 政)
生年月日:1956年8月31日〜現在も生存
出身地:佐賀県
     逮捕歴――4回

彼、田代まさしの転落は2000年9月24日に始まった。
東急東横線都立大学駅構内にて、女性の下着を盗撮しようとして事情聴取。以後、インターネット上で名を広める。
同年10月4日、テレビレポーターに盗撮の理由を弁明中「ミニにタコ」という名言が誕生した。

2001年12月9日、男性風呂の覗き並びに同月12日覚醒剤所持・使用で再逮捕。
所属していたMTMプロダクションを懲戒解雇され、NEETの仲間入りを果たす。

3年の執行猶予判決の後、2002年に復帰。
だが、2004年3月17日 オートバイに乗った少年を撥ねて書類送検される。

そして運命の2004年9月20日――再び覚醒剤使用、同時に刃渡り8センチのバタフライナイフ所持の銃刀法違反容疑で逮捕。

こうして、彼が懲役2年1ヶ月の実刑判決を受けると同時に、その神格化は完成する。
そして2006年10月21日――田代まさし 釈放の日。
彼は約2年振りに刑務所の壁を越え、外界の土を踏んだ。

2006年10月25日
田代まさし新所属事務所『デスレコーズ』 社長室
デスメタル系の皮服に身を包んだ女社長が、田代を呼び付けた。
「田代! あんたの仕事第一号が決定したわよ! ヒャハーッ!」
眼鏡に髭を生やしたの中年男性が何の仕事か聞く。
「ファック! 幼児番組のキグルミに入るんだよ! 思う存分濡れるモン作って来るのよ!」

19閉鎖まであと 3日と 14時間 :2007/01/20(土) 06:43:19.49 ID:XmMYEC560
せーふ

20閉鎖まであと 3日と 12時間 :2007/01/20(土) 08:32:24.03 ID:354NJ3Y60
おまんこ先生(携帯可)
http://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up42144.htm

21閉鎖まであと 3日と 11時間 :2007/01/20(土) 09:20:35.95 ID:KwnlQ6BAO
ほーし

22閉鎖まであと 3日と 10時間 :2007/01/20(土) 10:20:46.12 ID:QNH4uxDHO
うほしゅ

23閉鎖まであと 3日と 9時間 :2007/01/20(土) 11:33:42.81 ID:QNH4uxDHO
wktkほっ

24閉鎖まであと 3日と 8時間 :2007/01/20(土) 12:00:18.61 ID:KwnlQ6BAO


25閉鎖まであと 3日と 7時間 :2007/01/20(土) 13:34:48.62 ID:FDHjqf5OO
力の限り保守

26閉鎖まであと 3日と 6時間 :2007/01/20(土) 14:53:09.31 ID:KwnlQ6BAO
そして保守

27閉鎖まであと 3日と 5時間 :2007/01/20(土) 15:48:44.15 ID:ylMK8pNS0
田代ktkrwwwwwwwwwwww保守

281 ◆w7vC./YtCU :2007/01/20(土) 16:37:28.28 ID:SXG6xH2zO
帰還しました
では、続き書き始めます

29閉鎖まであと 3日と 4時間 :2007/01/20(土) 16:50:28.75 ID:QNH4uxDHO
フヒヒwktk

30TIPS『職員会議』 :2007/01/20(土) 17:10:39.97 ID:SXG6xH2zO
2006年10月30日16時38分
東京都練馬区月見台 〇×小学校


「えー、では来年度の予算案はこれで決定ということで……」
「特に異論のある先生はいらっしゃいませんな」
「じゃあ、今日の職員会議はコレでお開きとさせてもらいますか」
「我成先生、今日の飲み会どうです?」
「いや、私は遠慮しておくよ」
「はいはいはい! ちょっと静かに! まだ終わってませんよ!」
「まだ何かあるんですか教頭?」
「いえ、大した問題じゃないんですが……ほら、例の生徒」
「あぁ……あの子ですね、熱心なキラ信者の」
「誰のことです?」
「聞いた事ありませんか? 五年三組のキラ信者」
「あ、私キラ様の会に誘われたことある!」
「五年三組っていうと我成先生の担当ですな」
「どうなんです? 我成先生、そこんとこ」
「彼は非常に真面目で勤勉な姿勢を見せておりますし、成績も模範的な」
「今は勉強のことを言ってるんじゃないんです!」
「そうです、いくら勉強が出来ても殺人犯を崇拝するなんて……危険思想ですよ?」
「もし、このまま彼が他の生徒に害を及ぼすことがあれば――」
「何かしらの対処が必要ですな……出来杉英才君には」

「では、今日の会議はこれまでとさせていただきます。解散!」
「お疲れ様でした」

311 ◆w7vC./YtCU :2007/01/20(土) 17:23:53.38 ID:SXG6xH2zO
※注意

TIPS『神の帰還』において、田代まさし氏の実刑は2年1ヶ月となっておりますが、
実際の刑期は3年6ヶ月であり彼は現在も罪を償っています。

あくまで作品中のタシーロ神はフィクションであり、実在の人物、団体名とは関係がございません。

32閉鎖まであと 3日と 2時間 :2007/01/20(土) 18:59:17.68 ID:EpF3haKeO
落ちたかと思った……保守

33閉鎖まであと 3日と 1時間 :2007/01/20(土) 19:28:31.34 ID:rKqmPu36O
守る

34閉鎖まであと 3日と 1時間 :2007/01/20(土) 19:37:28.13 ID:cBK17RCz0
おまんこ先生(携帯可)
http://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up42144.htm

35閉鎖まであと 3日と 0時間 :2007/01/20(土) 20:06:07.24 ID:rKqmPu36O
落とさせない

36閉鎖まであと 3日と 0時間 :2007/01/20(土) 20:07:16.81 ID:UCMisJcf0
保守れよ、べジータ

37閉鎖まであと 3日と 0時間 :2007/01/20(土) 20:37:49.34 ID:rKqmPu36O
ほしゅ

38閉鎖まであと 2日と 23時間 :2007/01/20(土) 21:00:13.62 ID:UCMisJcf0
保守

39閉鎖まであと 2日と 23時間 :2007/01/20(土) 21:24:12.12 ID:rKqmPu36O
ホシュ!

40閉鎖まであと 2日と 23時間 :2007/01/20(土) 21:58:53.51 ID:UCMisJcf0
保守しゅ

41閉鎖まであと 2日と 22時間 :2007/01/20(土) 22:18:47.61 ID:UCMisJcf0
話がどう進んでるのかわからん、作品も半分しかしらねぇし・・。
2007/01/18(木) 06:20:31 | |通りすがりな名無し #-[ 編集]

参加してる話が多すぎ+話の筋も分かれすぎで把握して読めない、スッキリ読めない。 読む気がしない。
とりあえずなんでもかんでも詰め込めばいいってもんじゃないと思う。
2007/01/19(金) 22:42:51 | |通りすがりな名無し #-[ 編集]


(´・ω・`)にょろーん……

421 ◆w7vC./YtCU :2007/01/20(土) 22:24:34.78 ID:EpF3haKeO
病院行ってましたー
とりあえず帰宅。
続き書きます


>>41
ごめんね(´・ω・`)ニョローン

43閉鎖まであと 2日と 22時間 :2007/01/20(土) 22:29:23.89 ID:UCMisJcf0
おかえり! wktkしながら待ってたぜ!

44新世界とスモークチーズ 1 :2007/01/20(土) 22:48:11.77 ID:EpF3haKeO
2006年11月1日07時21分
都内 警視庁前


目暮「これはこれは、お待ちしておりました」
古畑「いや〜初めてお目にかかります。私、古畑と申します。どうぞ、よろしく」
目暮「警視庁捜査1課の目暮十三です。こちらこそ宜しく」
古畑「ほら、キミ達も挨拶しなさい」
西園寺「はっ、自分は古畑さんの部下で西園寺守と申します」
今泉「古畑さんの一番弟子 今泉です」
古畑「こらデコ、余計なこと言うんじゃない」
 今泉のデコをはたく
今泉「いてっ!」
古畑「んっふっふ、お見苦しいところをお見せしました……で、そちらの方は?」
総一郎「……キラ対策本部の朝日ですどうぞ宜しく」
古畑「ん〜キラ対策本部と言うと?」
目暮「夜神さんは現在警察庁を退職し、凶悪犯キラの捜査をしてらっしゃいます」
古畑「あぁ、知ってます。よくテレビでやってる――」
西園寺「謎の名探偵L率いるキラ対策本部ですね」
総一郎「ここじゃ話しにくい。とりあえず、場所を変えましょう」
ワタリ「皆様、こちらの車へどうぞ」



???「にょろーん」

45新世界のスモークチーズ 2 :2007/01/20(土) 23:16:18.84 ID:EpF3haKeO
2006年11月1日09時31分
東京都練馬区月見台 ○×小学校


いつものように三十分以上遅刻し、のび太は廊下の刑からようやく解放された。
彼の通う五年三組の担任 我成先生は、生徒を罰として廊下に立たせる古風な先生だ。
だが、心から生徒を想う姿勢が評価され、周囲からの評価は上々だった。
「のび太、今日も寝坊か?」
キツネのような顔をした少年が、のび太に意地悪く聞いてくる。
「もう、いいじゃない。のび太さんだってワザと遅れてる訳じゃないのよ」
隣りに座った静香ちゃんが微笑む。悪意の無い笑みだった。
スネ夫はふて腐れて、近くにいたジャイアンに声をかける。
「ねぇ、ジャイアンからも何か言ってやってよ」
「…………」
だが、ジャイアンと呼ばれた巨体の少年は答えない。のび太はスネ夫に小声で話しかけた。
「ジャイアン……どうしたの?」
「それがさ、さっきからボーッとしちゃって」
「…………」
馬鹿みたいな顔で一点を見つめている。
振り返ると、彼の視線の先には一人の女子がいた。
「あれ、誰?」
と、のび太が静香に聞く。のび太は遅刻したから未だ転校生を知らなかったのだ。
「今日、新しく転校してきた朝倉さんよ」
すると、のび太の視線に気付いた朝倉が周囲のクラスメートと別れて近寄ってきた。
「ねぇ、野比君……だったかしら?」
「う、うん」
突然名前を呼ばれて困惑するのび太。構わずに朝倉は先を続けた。
「実は、あなたにお願いがあるんだけど……」
「お願い?」と、のび太が不審気に聞き返す。
「そ、この学校を案内して欲しいの」

46閉鎖まであと 2日と 21時間 :2007/01/20(土) 23:54:51.85 ID:rKqmPu36O
テラwktk

47閉鎖まであと 2日と 21時間 :2007/01/20(土) 23:56:21.37 ID:CxPo9P/oO


48新世界のスモークチーズ 3 :2007/01/21(日) 00:01:30.35 ID:hpZt4eXxO
2006年11月1日08時01分
東京都内某区 キラ対策本部


今泉「うわぁ、大きな建物だなぁ」
ワタリ「こちらです」
ガチャッ
L「ようこそ。お待ちしておりました」
西園寺「あなたは?」
L「通称L……ここでは竜崎と呼んで下さい」
目暮「警視庁捜査一課の目暮十三です」
古畑「初めまして〜 古畑任三郎と申します〜」
今泉「僕、古畑さんの部下の今泉慎太郎です」
西園寺「西園寺守と申します。宜しくお願いします」
L「バーン」
目暮「なっ!?」
今泉「ど、どうしたんですか? 具合でも悪いんですか?」
L「もし私がキラだったら、みなさん死んでますよ?」
古畑「んっふっふ〜 なるほど、ご忠告感謝します〜」
今泉「え、どういうこと? あんたがキラなの?」
西園寺「今泉さん、失礼ですよ」
L「命は大切にしましょう、ということです」
???「命は大切にねっ」

総一郎「……な、なんだこの生き物は……」
???「ちゅるやだよっ」
今泉「あっ! だ、駄目じゃないか着いてきちゃ!」
ワタリ「申し訳ありません。捜査の一員かと……」
L「可愛いです……」
松田「えっ!?」

49新世界のスモークチーズ 4 :2007/01/21(日) 00:36:54.92 ID:hpZt4eXxO
松田「あ、月くん」
月「模木さんや父さんは?」
松田「今、買い出しに行ってるよ」
月「竜崎は?」
松田「応接室で新しく来た人達に話聞いてる」
月「新しく来た人達……?」
ちゅるや「やっ!」
月「なっ……ッ!?」
松田「この子は ちゅるやさん。新しく来た人の付き添いだって」
ちゅるや「宜しくねっ」
月(おい、リューク。あれは新手の死神か?)
リューク「いや、あんなファンシーな死神はいない……はず……」
ちゅるや「王手っ!」
松田「うわっ! また負けた……次はオセロやろうよ……」
ちゅるや「にょろーん」

西園寺「――で、その中にいた火口卿介が……」
古畑「キラだった……と、いうワケですね?」
L「はい、お二人とも見事な推理です」
今泉「えっ、奈南川が第2のキラじゃないの?」
 ガチャッ
月「竜崎……そちらの方々は?」
L「今回のキラ捜査に協力して下さる目暮さんと古畑さん、西園寺さんです」
今泉「あれ、僕は?」
月「初めまして、夜神です……ところで竜崎、向こうに変なのがいたんだが……」
L「ちゅるやさんです。可愛いでしょう?」
月「……」
L「にょろーん」
月「……」
L「言ってみただけです」

50新世界のスモークチーズ 5 :2007/01/21(日) 00:58:55.34 ID:hpZt4eXxO
L「では、古畑さん達はキラに殺された犯罪者リストに目を通して下さい」
古畑「ん〜 了解しました」

月「竜崎……何故、僕に何の相談も無く新たな協力者を呼んだ?」
L「相談する時間がありませんでした。急な決定だったので」
月「本当に信用出来るか分からない人達を、よく急に招き入れる気になったな」
L「経歴、人格、出生……あらゆることを調べた結果での判断です」
月「ふーん……で? 彼らは役に立ちそうなのか?」
L「五分五分です」
月「それじゃ、今と何も変わらないじゃないか。無関係な人を巻き込む前に帰すべきだ」
L「しかし、あの古畑という方の推理力、洞察力は大したものです」
月「竜崎がそう言うなら、確かにスゴいんだろうね」
L「それに、昨日キラに裁かれた男は彼らの担当していた事件の加害者でした」
月「あながち無関係じゃない……ってことか」

ちゅるや「竜崎くん 竜崎くん」
L「……どうしました?」
ちゅるや「あたしに仕事はあるかい?」
L「そうですね……あそこに座ってお菓子を食べていて下さい」
ちゅるや「にょれろーん」
月「…………」
リューク(ククク……ちゅるやさん面白っ!)

51閉鎖まであと 2日と 20時間 :2007/01/21(日) 00:59:15.91 ID:Hc1H914YO
にょろーん
  r―" ̄ ̄\
 / /"ヽヽ \
`////   ヽハ 、ヽ
〃((    リ||| |
レ小|ノ  \从 |、|
ヽ|l●  ● | |ノ|
 |ヘ⊃、__⊂⊃j | |
 | /⌒l、_イァトレ|
 |/ /|三/ //ヽ|
 | |゙∨ /ヒ 彡|


52閉鎖まであと 2日と 19時間 :2007/01/21(日) 01:04:30.11 ID:vaqQ0DqoO
ちゅるやさん面白っ!www

53新世界のスモークチーズ 6 :2007/01/21(日) 01:23:05.33 ID:hpZt4eXxO
2006年11月1日16時03分
東京都某区月見台 ○×小学校


のび太は非常に困惑していた。
初めて会ったばかりの転校生に「学校を案内して欲しい」と言われ、
それを聞いていたジャイアンに「俺も同行させろ」と言われ、
結局、二人で転校生を案内することになったからだ。
しかも困ったことに――
「ねぇ、あれは何?」
「あれは職員室だ! な、のび太!」
「じゃ、あれは?」
「あれはウサギ小屋だ! な、のび太!」
と、さっきからジャイアンが妙に張り切っているのだ。
のび太は後ろで頷くことしか出来なかった。

「で、あなたは何なの?」
勢い良く鉄棒で坂上がりしてみせるジャイアンに、朝倉さんが困った目を向ける。
やはり朝倉さんもジャイアンが誰か分かっていなかったらしい。
「俺は剛田たけし! ジャイアンって呼んでくれよな!」
胸に親指を突き付けてジャイアンが笑う。
のび太は「僕の友達だよ」と、付け加えた。
朝倉さんのジャイアンを見る目が少し変わる。
「お友達?」と、若干の興味を含んだ口調で聞いた。
「おう! 俺とのび太は心の友だ! な、のび太?」
のび太は無理やり肩を組まされて仕方なく頷いた。
「へー……ジャイアン君か。宜しくね」
朝倉さんがにこやかに微笑む。ジャイアンは天にも昇るような気分だった。

「いい人材、見つけた……ふふっ」

54新世界のスモークチーズ 7 :2007/01/21(日) 01:51:35.04 ID:hpZt4eXxO
2006年11月1日17時58分


月「じゃあ竜崎、僕はそろそろ……」
目暮「私も、失礼します」
L「お疲れ様でした」
松田「古畑さん達はどうするんです?」
L「彼らにはしばらく、ここで生活してもらいます。……構いませんね?」
古畑「みんな寂しい男の一人暮らしですからねぇ〜 んっふっふ、こいつなんか野宿で構いませんよ」
今泉「ちょっ、冗談ですよね? ね、古畑さん?」
西園寺「しかし、我々はいいとして――」
ちゅるや「にょろ?」
今泉「僕は今夜ここに泊まるし……」
総一郎「部外者をいつまでも本部に置いておくのは危険だな」
L「めがっさ困りましたね……」
ちゅるや「にょろーん」
松田「あ、そうだ! こうしたらどうですか?」
L「……それはいい考えです」
相沢「松田もたまには良いこと言うじゃないか」
L「ワタリ、車を手配してさしあげて」
ワタリ「承知しました」
古畑「んっふっふ、これで一安心ですねぇ」
ちゅるや「やったねっ!」


月「?」
リューク「ククク……」

55閉鎖まであと 2日と 18時間 :2007/01/21(日) 02:19:53.62 ID:vaqQ0DqoO
スモチ保守

56新世界のスモークチーズ 8 :2007/01/21(日) 02:19:58.22 ID:hpZt4eXxO
2006年11月1日18時00分 夜神月
東京都某区 夜神宅


家に帰ると、夕方のニュース6が始まっていた。
「おかえりー」と、妹の粧裕がテレビから目を離さず言う。
テレビからはドイツで起きた殺人の報道がされていた。
「顔を隠してまで殺しなんかしなきゃいいのに……」
「仕方ないさ、それが人間だ」
ソファーに座り、月はポテチを口に含む。
「だが、キラがかなりの抑止力になってるのは確かだろ?」
「それはそうだけど……なんか複雑ー」
粧裕は兄との軽い討論を済ませると、再びテレビに向き直った。
「ははっ、まだ粧裕には難しい問題だったな」
月はポテチの袋をゴミ箱に捨てて自宅に上がろうとする。その時、速報が入った。
『私立リリアン女学園内にて立て籠もり事件が――』
なるべく不審がられないように、携帯電話を取り出す。
もう一冊のノートは海砂が持っている。だが、一応は裁いておかなければ。
月は死神の眼を持つ女性に指示を出す。
彼女は何の躊躇も無く、愛する人からの殺人依頼を請け負った。

「じゃあ、夕飯が出来たら呼んでくれ」
そう母親に告げて月は自室への階段を昇る。その時、背後で
「ククク……面白っ……」
と、死神が呟いた。

57新世界のスモークチーズ 9 :2007/01/21(日) 02:44:18.23 ID:hpZt4eXxO
月「どうしたんだ、リューク。さっきから変だぞ?」
リューク「ククク…………」
  ガチャッ
ちゅるや「やっ!」
  バタン
月「落ち着け、KOOLになれ夜神月、冷静になるんだ。現状況を確認し、速やかに適格な対処を……」
リューク「ククク……驚いただろ?」
月「知ってたのか!? なら何故、言わなかったんだ?」
リューク「捜査本部で聞いたからだ……言わない方が面白いと思った……ククク」
月「リュークに聞いたのが間違いだったよ……」
  ガチャッ
月「何で ちゅるやさんがここにいるんだ?」
ちゅるや「スモークチーズはあるかい?」
月「聞けよ」
リューク「本部で松田が発案した……満場一致で決定、月の親にも連絡してある」
月「松田……あいつ……」
ちゅるや「スモークチーズはあるかい?」
月「あるわけないだろ!」
ちゅるや「にょろーん」
リューク(普段冷静な月が……かなりキテるな、こりゃ……ククク)
月「とにかく、竜崎に電話を――」
ちゅるや「いちゃダメかいっ?」
月「…………くっ」
リューク「ん、どうした?」
月「ま、まぁ一日くらいなら停めてやるか」
リューク「ウホッ!」
月「べ、別に愛着が湧いたわけじゃない。ただ、新世界の神たる者は時に慈悲の心を……」
ちゅるや「ツンデレだねっ!」
月「黙ってろ」
ちゅるや「にょろーん」

58閉鎖まであと 2日と 18時間 :2007/01/21(日) 02:53:04.43 ID:Hc1H914YO
ちゅるやさんは可愛いすぎ(;´Д`)ハァハァ

59新世界のスモークチーズ 終 :2007/01/21(日) 03:00:19.83 ID:hpZt4eXxO
2006年11月1日17時50分
東京都練馬区月見台 〇×小学校


ようやく転校生を連れた学校巡りが終わる。
もう夕方だ。
初冬だけあって外は夕陽に照らされ、かなり薄暗くなっていた。
のび太は教室に戻ると、朝倉さんとジャイアンに別れを告げて帰宅した。
「じゃあ、俺達も帰ろうぜ。朝倉は家どっちだ?」
ジャイアンが一緒に帰ろうと朝倉さんを誘う。
だが、彼女は首を横に振って笑顔を浮かべた。
「ジャイアン君、ちょっと教室に来て欲しいの」
「え? ふ、ふふふ二人きりでか?」
呆気にとられた表情でジャイアンは顔を紅くする。
「そう。先に教室で待ってるわね、じゃ!」
そう言って朝倉さんは、紅く染まる廊下を先に駆けて行った。

「ふひひ! あ、朝倉さんと二人きりで放課後の教室に……」
ニヤけながら後頭部を掻くジャイアン。
彼の頭には、肩を寄せ合いながら接吻を交わす二人の姿が浮かんでいるに違いない。
荒々しい鼻息を抑えもせず、舌なめずりしながら彼は胸を高鳴らせた。

剛田たけし 小学五年生――現在、青春ど真ん中である。

601 ◆w7vC./YtCU :2007/01/21(日) 03:04:19.32 ID:hpZt4eXxO
月+ちゅるやさんメインの章終了ー
次はクレしん入るけど……人いないから明日に回した方が良さそうにょろ?

TIPS書いて寝ようかしら。

61TIPS『Lの本名って?』 :2007/01/21(日) 03:28:15.16 ID:hpZt4eXxO
ちゅるや「月くん 月くん」
月「ん、どうした?」
ちゅるや「竜崎くんの本名って何だい?」
月「……それは僕にも分からないよ」
ちゅるや「にょろーん」
月(待てよ……竜崎はちゅるやさんに心をかなり開いている……)
ちゅるや「にょろ?」
月「ひょっとしたら特別にヒントくらいはくれるかもね」
ちゅるや「なんとっ!」
月「電話貸してあげるから、聞いてきなよ」
ちゅるや「了解っ!」
月(ま、期待はしてないけど……)


ちゅるや「教えてくれたよっ」
月「な、何て名前だった!?」
ちゅるや「忘れたっ」
月「くそっ! ありえないだろ! 忘れただと!?」
ちゅるや「にょろーん」
月「も、もう一度聞いてきてくれ。今度は会話を録音するんだ」
ちゅるや「了解っ!」
月(しかし、流石に2回も聞いたら不審がられるか……?)

ちゅるや「教えてくれたよっ」
月「か、会話を録音したテープを寄越せ!」
ちゅるや「水道水ならタダで飲み放題っ!」
月「これで……竜崎の本名が……?」
ちゅるや『竜崎くんの本名を教えてくれないかなっ』
竜崎『またですか? 構いませんよ、私の名は――』
――松山ケンイチ、です』

62閉鎖まであと 2日と 16時間 :2007/01/21(日) 04:08:24.45 ID:vaqQ0DqoO
松山wwww
クレしんにwktkしつつ寝る保守

63TIPS『栗まんじゅう 対 ベジータ 前』 :2007/01/21(日) 04:35:21.00 ID:hpZt4eXxO
皆さんはドラえもんの秘密道具で『バイバイン』という物をご存じだろうか?
その液体を振り掛けた物質は、5分毎に2倍、更に5分で2倍……と増え続けるのだ。
のび太少年がバイバインを使用したのは、たった一つの栗まんじゅう。
しかし、彼が全て食べ切らない間に栗まんじゅうは2個、4個、8個、16個……と増え続けた。
「このままじゃ一ヵ月以内に地球は栗まんじゅうで埋め尽くされる」
そう判断したドラえもんは、大量の栗まんじゅうを無限に広がる宇宙へ葬ることにした。
そして、あれから幾年も経た現在――未だ、栗まんじゅうは宇宙の何処かで増殖を続けている。


地球時間:2006年11月1日時刻不明

その日、ベジータを乗せた飛行艇は広大な宇宙空間を彷徨っていた。
彼は瞬間移動の特技を身に着けるべく、ヤードラット星へと向かっていた。
しかし、行けども行けども、それらしき星は見当たらない。
「……ちっ……完全に迷ったようだ……くそったれ!」
ベジータは、迷子という現状を把握して悪態を吐いた。
『ビー! ビー! 緊急警報! 緊急警報!』
急に鳴り出す警報アラーム。緊急用のサインが点灯している。
「どうした? 燃料でも尽きたか?」
慌てて警報装置に駆け寄る。満タンの燃料タンクに、彼は胸をなで下ろした。
『未確認物体ガ大量ニ接近中! コノママダト衝突シマス!』
「未確認物体……だと?」
ベジータが顔を上げてモニターから外界を確認する。
するとそこには――
「バ、バカな……何故こんな所に……」
――大量の栗まんじゅうが、接近していた。

64TIPS『栗まんじゅう 対 ベジータ 後』 :2007/01/21(日) 05:53:22.02 ID:hpZt4eXxO
「栗まんじゅうは地球の食べ物……どうして宇宙空間に……」
『標的確認! 標的ハ増殖シ続ケテイマス!』
ベジータは増殖という言葉に眉を寄せる。
「栗まんじゅうが増殖するなんて……聞いたことがねぇ!」
だが、ベジータが不審がっている間にも、栗まんじゅうの大群は距離を縮めていた。
「……くそったれ……このオレが栗まんじゅうなんぞに……ッ!!」
鬼畜18禁エロ漫画に出て来るような台詞を吐きつつ、ベジータは操作プレートを叩く。
確かに、このままでは栗まんじゅうの群れに飛行艇が埋まってしまう。命の保証は無かった。
「……ちっ……どうせ何もしないと死んじまうんだ……」
ベジータは独り言のように呟いて、栗まんじゅうの群れを見つめる。
その眼には、彼の固い決心が宿っていた。
「……やってやる…………やってやるぞぉおおおおおおおッ!!!」
そう叫ぶと、ベジータは接近する栗まんじゅうに向かって腕を伸ばす。迎え撃つ気だ。
しかし、飛行艇のガラスが割れれば彼は宇宙に放り出されて死んでしまう。
それは――自殺行為だった。
「ビックバンアタァアアアーーーーーーーーーーーック!!!」
瞬間、宇宙空間に眩い光が広がる。
ガラスが割れ、飛行艇内の空気が外の宇宙空間へ流れ出る。
光が消えた頃には、全ての栗まんじゅうが消滅してした。
(ふ……はは……見た……か……カカロッ………オレは……栗まんじゅ……勝っ……)
薄れゆく意識の中で、ベジータは確かに見た。

『緊急脱出ハッチ:定員1名』と、書かれた小さなボタンを。

651 ◆w7vC./YtCU :2007/01/21(日) 06:09:53.18 ID:hpZt4eXxO
スゴいどーでもいいTIPSを書いてしまった……
またDBネタは定期的に使おうと思う。本編と無関係なギャグで。

じゃあ、そろそろ寝ます。
次はクレしんネタ入ります ノシ

66閉鎖まであと 2日と 14時間 :2007/01/21(日) 06:32:31.48 ID:SOrhheBZ0


67閉鎖まであと 2日と 13時間 :2007/01/21(日) 07:01:23.15 ID:IUf/sWnq0


68閉鎖まであと 2日と 12時間 :2007/01/21(日) 08:39:41.38 ID:xBXvPjiDO


69閉鎖まであと 2日と 11時間 :2007/01/21(日) 09:10:45.05 ID:4kSlTleXO
次はケロロが増やしたいきなり団子かwww?

保守

70閉鎖まであと 2日と 10時間 :2007/01/21(日) 10:01:04.98 ID:IUf/sWnq0
ホシュ

71閉鎖まであと 2日と 10時間 :2007/01/21(日) 10:45:49.16 ID:vgCxRS7VO
保守

721 ◆w7vC./YtCU :2007/01/21(日) 11:35:03.89 ID:hpZt4eXxO
今日は所用で出かけるので、夜まで更新出来ません(´・ω・`)ニョローン
まぁ、暇があれば携帯触ってみます

73閉鎖まであと 2日と 8時間 :2007/01/21(日) 12:22:15.19 ID:Hc1H914YO
めがっさ待ってるよ!
   rー" ̄ ̄ヽ
  / /"ヽ ヽ \
  // /   ヽハ 、ヽ
 〃{{ノ  \リ||| |
 レ小|●  ● 从|、|
 ヽ|⊃ 、__ ⊂⊃|ノ|
/⌒L|ヘ ヽ_)  j/⌒リ
\/ | l>r、_イァ/ /|
`/ /| |ヾ|三/{ヘ_∧|
ヽ< | | ヾ∨/ヾ 彡"|


74閉鎖まであと 2日と 6時間 :2007/01/21(日) 14:17:38.09 ID:vaqQ0DqoO
ホシュ!

75閉鎖まであと 2日と 5時間 :2007/01/21(日) 15:30:11.06 ID:vaqQ0DqoO
落としません

76閉鎖まであと 2日と 4時間 :2007/01/21(日) 16:03:33.28 ID:Hc1H914YO
ほしゅ

77閉鎖まであと 2日と 4時間 :2007/01/21(日) 16:44:03.91 ID:vaqQ0DqoO
ほっ

78閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:24:19.24 ID:vaqQ0DqoO
しっ

79閉鎖まであと 2日と 3時間 :2007/01/21(日) 17:30:26.91 ID:SOrhheBZ0
ゅっ

80閉鎖まであと 2日と 2時間 :2007/01/21(日) 18:02:15.94 ID:SOrhheBZ0
保守

81閉鎖まであと 2日と 2時間 :2007/01/21(日) 18:38:27.68 ID:SOrhheBZ0
保守

82閉鎖まであと 2日と 2時間 :2007/01/21(日) 18:52:44.89 ID:SOrhheBZ0
保守

83閉鎖まであと 2日と 1時間 :2007/01/21(日) 19:12:22.73 ID:vaqQ0DqoO
クレしん保守

84閉鎖まであと 2日と 1時間 :2007/01/21(日) 19:16:29.77 ID:SOrhheBZ0
保守

85閉鎖まであと 2日と 1時間 :2007/01/21(日) 19:47:23.37 ID:vaqQ0DqoO
一覧に反映されてない保守

861 ◆w7vC./YtCU :2007/01/21(日) 20:27:20.40 ID:hpZt4eXxO
ご苦労様です
頑張って先を書き進めます

87ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 1 :2007/01/21(日) 21:03:12.52 ID:hpZt4eXxO
むかし むかし

おじいさんと おばあさんは あちこちにいましたが

ぶりぶりざえもん というぶたは

いっぴきしかいませんでした。



ぶりぶりざえもんは きがつくと しらないばしょに いました。

まっしろで まわりにはだれもいません。

ふとみると そこにはいちまいの とびらがありました。
ぶりぶりざえもんは とびらをあけてみます。

なかからは たくさんのひかりが あふれてきました。

すると みるみるうちにからだがすいこまれて……

ひかりがきえたとき そこにはだれもいませんでした。

こうして ぶりぶりざえもんのぼうけんは はじまったのです。

88閉鎖まであと 1日と 23時間 :2007/01/21(日) 21:21:40.22 ID:vaqQ0DqoO
混沌編wktkwww

89閉鎖まであと 1日と 23時間 :2007/01/21(日) 21:56:10.88 ID:SOrhheBZ0
保守

90閉鎖まであと 1日と 22時間 :2007/01/21(日) 22:22:32.93 ID:Hc1H914YO
ほしゅ

91閉鎖まであと 1日と 21時間 :2007/01/21(日) 23:00:48.74 ID:vaqQ0DqoO
ほっほっ

92ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 2 :2007/01/21(日) 23:50:07.46 ID:hpZt4eXxO
2006年11月1日18時03分
東京都練馬区月見台 〇×小学校


夕暮れに染まる教室に、一人の少女が佇んでいる。
「遅いよ」
朝倉涼子がジャイアンに笑いかけていた。
清潔そうな髪を揺らして、朝倉さんは教壇から降りた。教室の中程に進んで歩みを止める。
「あ、朝倉……俺に何の用だ?」
わざとぶっきらぼうに聞く。内心では既に朝倉涼子とのフラグが立っている気分だった。
「用があることは確かなんだけどね。ちょっと訊きたいことがあるの」
ジャイアンの真正面に朝倉涼子の白い顔があった。
「人間はさあ、よく『やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいい』って言うよね」
「え……そうなのか?」
「……じゃあさあ、たとえ話なんだけど、現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるんだけど、
どうすれば良い方向に向かうことが出来るのか解からないとき。ジャイアン君ならどうする?」
「ギッタギッタのメッタメッタにしてやる!」
「……もう、現場の独断で強硬に変革を進めちゃってもいいわよね?」
「さっきから何をぶつぶつ言ってんだ? オ、オレで良かったら力になるぜ!」
ジャイアンは下心を剥き出しにして朝倉涼子に近付く。彼女は笑顔を崩さずに言った。

「あなたを殺して野比のび太の出方を見る」

朝倉涼子の後ろ手に隠されていたナイフが一閃する。
さっきまでジャイアンの首があった空間を鈍い金属光が薙いだ。

93閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:16:55.69 ID:bBlndpfkO
野比のび太の憂鬱wwwwwww

94ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 3 :2007/01/22(月) 00:29:30.39 ID:p5tThiVEO
同時刻――教室内 教壇下


「ギャア!! お助けぇ!!」
巨体の少年が、ナイフの一閃から辛うじて逃げ延びる。
洒落にならない一撃。当たれば確実に致命傷。まさに命からがらという感じだった。
「じょ、冗談は止めてくれよ! な?」
彼は無様に尻餅をついて、床を手の平から滴る汗で湿らせている。
何故、この凡俗な小学校に――恐ろしげなナイフを振りかざす小学生がいるのか?
つい先程、体を休める為にここへ辿り着いた水銀燈には、微塵も推測することなど出来なかった。
「何が起きてるって言うの? 彼女もドール? まさかねぇ……」
水銀燈は頭に浮かんだ下らない妄想を葬り去る。
しかし、確かにあの朝倉という女は無からナイフを生み出した。そんなこと普通の人間には出来ない。
「冗談だと思う?」
朝倉が晴れやかな笑顔で「やっぱり……有機生命体の死の概念は理解不能ね」と呟く。
ナイフの背で肩を叩くその姿は、まるで無邪気なものに見えた。
「と、とにかく意味わかんねーよ! そのナイフ捨ててくれよ!」
「うん、それ無理♪」
半泣きで神に祈りを捧げるポーズをとっていた少年の懇願を、彼女はあっさり切り捨てた。
少年は脱兎の如き勢いで教室背後のドアに手を伸ばす。鍵はかかっていない筈。逃げられるかもしれない。
だが――そこにはドアは愚か、見知った壁すらも存在しなかった。
「無駄なの。この空間は、あたしの情報制御下にある。脱出路は封鎖済みよ? つまり密室ってこと」
振り返る。夕日も校庭も窓も全て仄暗いコンクリートの壁に置き換わっていた。
「……何者なんだよ、テメェ……」
情報制御とやらで身体の動かなくなった少年が、絶望的な声を紡いだ。

95閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:34:01.28 ID:7ae3aMU5O
wktkwktk

96閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:54:24.15 ID:jSzKXQg8O
水銀燈ktkr!

97ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 4 :2007/01/22(月) 01:01:54.64 ID:p5tThiVEO
「最初からこうしておけばよかった」
朝倉涼子は涼しげな声で、明日の時間割りでも告げるかのように、非情なことを言う。
「あなたが死ねば、必ず野比のび太は何らかのアクションを起こす。多分、非断続的時空間情報が爆発。
きっとより詳細なデータを観測出来るはず。またとない機会だわ」
ジャイアンは朝倉の台詞を一割も理解出来ていないまま、何となく危機を感じていた。
「じゃあ死んで」朝倉がナイフを構える気配がする。空気が微かに動いて、ナイフがジャイアンに襲いかかる。
その時。
確かに、朝倉涼子はドアの開く音を耳にした。

「ちぃーっす」
「「「…………」」」
その場にいた朝倉、ジャイアン、水銀燈の三人は突然の来訪者に凍り付く。
彼――いや、その『豚』は突然、ビクともしない筈のドアを開けて教室の中へ入ってきた。
あの朝倉涼子ですら、人語を解する豚の登場に呆然としている。まぁ、当然だ。
「ふぅ…………む、コラ! 貴様ら何を見ている!」
豚が両手両足を振り回して怒り叫ぶ。その姿は、幼稚園児の落書きのようにバランスが無茶苦茶だった。
「…………あ、あなた……どこから侵入したの?」
幽霊でも見たように朝倉が疑問をぶつける。
すると、その豚はしばらく黙って考えた末、自らのズボンをずり下げて言った。
「教えて欲しければ……私の尻を舐めろ」

98閉鎖まであと 1日と 19時間 :2007/01/22(月) 01:22:06.05 ID:7ae3aMU5O
ぶりぶりざえもんktkr

99ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 5 :2007/01/22(月) 01:45:10.89 ID:p5tThiVEO
2006年11月1日17時20分 野原しんのすけ
埼玉県春日部市 野原家


「おかえりー」
「それを言うなら ただいま!」
「そうともゆー」
いつもと変わらない日常。
幾度と繰り返したか分からない会話を交わして、その日も野原しんのすけは帰宅した。
みさえがテレビで流れるワイドショーを見つつ、ボリボリと煎餅を囓る。
「へぇ……hyde(156cm)が身長を伸ばす為に修行の旅にねぇ……」
「かーちゃん! おつや、おつや!」
「棚の中にチョコビが入ってるわよー」
しんのすけは「ほーい」と叫んで台所へと向かう。
野原家では台所の食器棚の上段にお菓子をしまっていた。
「ちゃんと手は洗うのよー! ……ついにラルクも解散かしらねー」

ガターン!!

何かが勢いよく倒れる音。みさえは反射的に飛び起きた。確かに、音は台所の方からした。
「しんのすけー? ……し、しんのすけ!?」
慌てて駆け付けると、そこには横たわる息子の姿があった。
「た、棚に登ろうとして椅子から落ちたのかしら……119番!!」
みさえは這うように廊下へ飛び出す。電話を掴み、大急ぎでダイヤルを押した。

「しんのすけが――うちの息子が大変なの!! 早く来て!!!」

後ろでひまわりが泣いている。
それは、目を覚まさない兄への呼び掛けだったのかもしれない……

100閉鎖まであと 1日と 18時間 :2007/01/22(月) 02:02:32.00 ID:bBlndpfkO
wktk

1011 ◆b2RMgOyWKY :2007/01/22(月) 02:25:26.64 ID:p5tThiVEO
地震じゃぁあああ! オヤシロ様の祟りじゃぁあああ!

いや、べ、べべ別にビビってないぜ?

102閉鎖まであと 1日と 18時間 :2007/01/22(月) 02:58:11.80 ID:jSzKXQg8O
不覚にも>>1に萌えてしまった

103閉鎖まであと 1日と 17時間 :2007/01/22(月) 03:40:37.69 ID:v4mXz2Ok0
wktk

104閉鎖まであと 1日と 16時間 :2007/01/22(月) 04:50:30.08 ID:jSzKXQg8O
ほっし

105閉鎖まであと 1日と 13時間 :2007/01/22(月) 07:36:24.04 ID:7ae3aMU5O
ホース

106閉鎖まであと 1日と 10時間 :2007/01/22(月) 10:54:45.92 ID:7ae3aMU5O


107閉鎖まであと 1日と 9時間 :2007/01/22(月) 11:48:19.17 ID:bBlndpfkO
(´・ω・`)ほしゅ

108閉鎖まであと 1日と 8時間 :2007/01/22(月) 12:32:24.21 ID:7ae3aMU5O


109閉鎖まであと 1日と 7時間 :2007/01/22(月) 13:27:49.93 ID:jSzKXQg8O


110閉鎖まであと 1日と 6時間 :2007/01/22(月) 14:14:19.10 ID:7ae3aMU5O


111閉鎖まであと 1日と 6時間 :2007/01/22(月) 14:51:19.03 ID:bBlndpfkO
ショ

1121 ◆w7vC./YtCU :2007/01/22(月) 15:41:06.93 ID:p5tThiVEO
ごめん、スゴい肝心な場面で寝落ち……
速攻続き書き始めるわ(;^ω^)

113:2007/01/22(月) 16:35:10.49 ID:MQGeiS/+0
一応ほしゅ

114ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 6 :2007/01/22(月) 16:46:08.05 ID:p5tThiVEO
2006年11月1日18時15分
東京都練馬区月見台 ○×小学校


重い沈黙の中。
それまで、謎の豚と対峙していた朝倉涼子が口を開いた。
「…………キスでもいい?」
「いいだろう。早くしろ、尻が冷える」
豚は尻を突き出したまま偉そうに言う。朝倉は下を向いて頷いた。
ジャイアンが必死に「止めろ」と叫ぶ中、彼女は豚に顔を近付け、そして――
「………………って、そんなにテンポ良く会話が進むと思った?」
朝倉涼子は、突然笑顔に戻ってナイフを振り翳す。
「ぶひーーーーーーッ!!!!」
豚は飛び上がって、後ろにいたジャイアン少年の背後に隠れた。
その仕種からは先程の傲慢な態度が微塵も見られない。
「もう一度だけ聞くわね。どうして情報制御下にあるこの教室内に、あなたの侵入が許されたの?」
「すみませんすみません気が付いたら白い所にいて、目の前にあったドアをくぐったらここにいたんですぅはい」
少し苛立った様子でカーテンに近付く朝倉涼子に対し、猛烈な勢いで豚は謝った。
(白い所って……まさか、nのフィールド?)
教壇の下に隠れていた水銀燈は、再び豚を見た。あの姿も、子供の夢だとすれば納得出来る。
「死になさい」
瞬間、目の前の全ての光景、いや全ての空間がぐにゃりと歪み、槍のように凝縮し、教室内に降り注いだ。
ジャイアンと豚は抱き合って怯え、硬直している。
教壇に一本の茶色い槍が刺さり、中で息を潜めていた水銀燈の髪を掠めた。

115閉鎖まであと 1日と 4時間 :2007/01/22(月) 16:49:02.52 ID:v4mXz2Ok0
wktk

116ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 7 :2007/01/22(月) 17:47:58.11 ID:p5tThiVEO
「じょ、冗談じゃないわぁ! もう少しでジャンクじゃない……」
慌てて水銀燈が教壇の下から飛び出す。朝倉涼子の攻撃が止んだ。
「もう……今度は何なの?」
朝倉は呆れ果てた視線で黒翼の生えたドールを一瞥し、溜め息を吐く。
「それはこっちの台詞だわ……あなた何者?」と、水銀燈は朝倉を睨み付けた。
「そこにいる剛田たけし君の友人、野比のび太を監視しろと銀河を統括する情報統合思念体に指令を受けた
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス、パーソナルネーム『朝倉涼子』簡単に言うと宇宙人って奴……これで満足?」
うんざりした様に朝倉が早口に捲したてた。「さっさと標的だけでも殺したい」と顔が語っている。
「ご丁寧にありがとぉ。私は水銀燈……薔薇乙女最凶のドール……」
「私は救いのヒーロー ぶりぶりざえもんだ」
「そう、水銀燈さんね。覚えておくわ」
豚の自己紹介を綺麗にスルーして、朝倉はクスクスと笑った。
「じゃあ、まずはあなたから死んでちょうだい」
その言葉を聞いてから「え……」と息を呑む暇も無く、
朝倉の腕が水銀燈に迫って伸び、さらに伸び、触手のようにのたくって突出、左右から同時に襲いかかった。
「ちょっとぉ! 危ないじゃない!?」
「殺すつもりなんだもの。危なくて当然でしょ?」
狂気に沈んだ朝倉が平静な声で淡々と言う。次は仕留めると言わんばかりに、朝倉は腕を構え直した。
「こんなとこにいてられないわ……メイメイ!」
水銀燈の隠れていた教壇の下から小さな光の球が飛んで来た。
空間が大きく揺らぐ。それは朝倉の時と違い、渦を巻くような円形の歪みだった。
「じゃあね……おばかさぁん」

117閉鎖まであと 1日と 2時間 :2007/01/22(月) 18:30:06.57 ID:jSzKXQg8O
wktk!

118:2007/01/22(月) 18:47:16.40 ID:MQGeiS/+0
さぁ、続きを書き始めようか

119:2007/01/22(月) 19:21:49.89 ID:MQGeiS/+0
さぁ、今度こそ続きを書き始めようか

120閉鎖まであと 1日と 1時間 :2007/01/22(月) 19:35:12.10 ID:v4mXz2Ok0
wktk

121閉鎖まであと 1日と 0時間 :2007/01/22(月) 20:22:06.53 ID:7ae3aMU5O
wktkwktk

122ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 8 :2007/01/22(月) 20:30:11.48 ID:p5tThiVEO
オレ何が起きているのか、理解できなかった。
その日の朝、朝倉さんが転校してきて、オレはすぐ彼女の虜になった。
それは間違いない。
そして今、朝倉さんは自分を宇宙人だと断言し、奇怪な技を使っている。
それも間違いない。
なら何だよ? この不可解な状況は? オレを殺す? 何故? ホワイ?
もうまったくワケが解らねぇ。解る奴がいたらここに来い。そしてオレに説明しやがれ!
黒い羽の生えた人形が、空間の歪みの中へ消えていった。
「ど、どうなってんだよ……またドラえもんの道具のせいか……?」
あの穴、どこに繋がってるか解らない。だが、あそこだけがオレに与えられた脱出口だった。
オレは床に腰をつけたまま、おそるおそると後進する。朝倉さんに見付かったら終わりだ。
「貴様、一人で逃げる気かぁあああ!!」
途端に後ろで震えていた豚――確かぶりぶりざえもんと言った――が叫んだ。ちくしょう!!
「どうすんだよ!! 朝倉に見付かっちまったじゃねーか!!」
「わたしは常に強い者の味方だ」
偉そうに腕を組むぶりぶりざえもん。こいつ、後でメッタメッタにしてやる!
「逃げられると思った?」
朝倉が冷たい声で訊く。それはもう、オレの好きだった朝倉じゃなかった。
「あ、朝倉……なんで……?」
「今の変な人形は逃がしちゃったけど、あなたは確実に仕留めたいの」
両手に握られるナイフ。あの射るような目は間違いなく本気だ。
なりふり構わず立ち上がってオレは走り出す。こんなとこで殺されてたまるかってんだ!
「ふふ……逃がさないわよ」そう言って朝倉が構えた時、足下で声がした。
「わたしがお手伝いしよう」

123閉鎖まであと 1日と 0時間 :2007/01/22(月) 20:37:37.45 ID:lNroA8dSO
brbr

124ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 9 :2007/01/22(月) 20:57:09.06 ID:p5tThiVEO
ふと見ると、朝倉の足下でぶりぶりざえもんが刀を構えていた。
「あら……あなた、あいつらの味方じゃなかったの?」
「今はこちらの味方だ」
よく分からないが、この豚はジャイアンを裏切ったらしい。朝倉は何の躊躇も無く、
「でも、結局は全員殺すんだし。まずは貴方からね」
と、ナイフをぶりぶりざえもんに向かって思いっきり突き立てた。
「ぶひっ!」
背後からの小さな鳴き声を、ジャイアン走りながら聞く。
(バカヤロウ……何で逃げなかったんだよ……)
水銀燈の作った歪みは消えかけていた。急がないと間に合わない。
朝倉の腕が伸び、ジャイアンの行く手を拒もうとする。だが、ジャイアンは滑り込むようにそれを避けた。
「小賢しいわね……パーソナルネーム『剛田たけし』の情報結合を解除」
ジャイアンの動きが止まる。再び身体が動かなくなった。
「これでお終い。水銀燈さんは逃がしちゃったけど、当初の目的通り、貴方の殺害を遂行するわ」
そう言いながら朝倉が近付く。今度こそ邪魔者はいない。ジャイアンは死を覚悟した。
「おい、こっちだバカ者」
妙にマイルドな声が響く。朝倉が振り返ると、教壇の上には殺害した筈のぶりぶりざえもんが立っていた。
「な……あなたはさっさ削除した筈……!」
「ごちゃごちゃ言わずに、これでも食らえぇええええ!」
次の瞬間……驚愕する朝倉涼子の顔に、ぶりぶりざえもんの尻がめり込んでいた。

125閉鎖まであと 1日と 0時間 :2007/01/22(月) 20:58:45.81 ID:v4mXz2Ok0
wktk

126閉鎖まであと 1日と 0時間 :2007/01/22(月) 20:59:45.36 ID:jSzKXQg8O
朝倉wwwwwww

127閉鎖まであと 0日と 23時間 :2007/01/22(月) 21:02:11.66 ID:lNroA8dSO
朝倉\(^o^)/

128閉鎖まであと 81457 秒 :2007/01/22(月) 21:22:23.99 ID:7ae3aMU5O
ちょwwwww

129ぶりぶりざえもんの冒険 混沌編 終 :2007/01/22(月) 21:25:26.18 ID:p5tThiVEO
ジャイアンは身体が自由に動くようになっているのに気が付いた。
慌てて振り返ると、そこにはズボンを履き直すぶりぶりざえもん、そして倒れる朝倉涼子の姿。
呼吸をしていない――朝倉涼子は、既に死んでいるようだった。
「あ……朝倉……おい、しっかりしろよ!」
少しの間の後、ジャイアンがゆっくりと彼女に手を伸ばす。
「……なんで?」
呼吸をしていない朝倉の口から、そう声が聞こえた気がした。
「……なんで……みんな……わたしの邪魔……するの?」
いや、気のせいではない! ジャイアンは腕を引っ込めると再び全力で走り出す。
空間の歪みの中から、ぶりぶりざえもんが顔を覗かせていた。
「カモン!」と、短い腕で合図する。
「わかってるよ! でも……」
背後には立ち上がってジャイアンを見据える朝倉涼子の姿。不気味な薄笑いを浮かべていた。
「言ったでしょ? 逃 ガ サ ナ イ って」
瞬間移動とも言える速さで、彼女の立ち位置がジャイアンの前に移動する。だが――
「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
猪突猛進とは、この時のジャイアンを表しているようだった。
止まろうとするどころか、更に勢いを増して走る。
ついには朝倉涼子に体当たりをブチかまし、二人共揃って空間の歪みの中へ消えてしまった。

残された空間は、徐々に元の姿に戻っていく。一分後、教室は完全に本来の姿を取り戻した。
しばらくして学校の先生が中を覗く。彼は中に誰もいないことを確認し、丁寧に鍵をかけた。
それは、見慣れたいつもの光景だった。

130:2007/01/22(月) 21:32:44.37 ID:MQGeiS/+0
とりあえず、これで現在の章はお終いです
お疲れ様でしたー

10時にスレが落ちるので、それまでに次スレ立てます。
でも、閉鎖まであと 81457 秒とか表示されてるので、いずれ祭りが起きると思います。
その時にスレは流れるか、まぁ、残ったとしても1日以内にdat落ちするでしょう。

もし、次のnew2ちゃんねるにも、この世の楽園VIP板があれば、またスレを立てます。
その時はまた、この長い話の観客になっていただけると幸いです。

長々と駄文にお付き合いして下さり、本当にありがとうございました。



131閉鎖まであと 80238 秒 :2007/01/22(月) 21:42:42.78 ID:jBEyvobL0



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